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静脈内鎮静法

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法とは、点滴からボーっとするお薬を用いて、患者さんの恐怖心や嘔吐反射を取り除きながら、歯科治療を行う方法です。歯科治療でどうしても緊張してしまう方や嘔吐反射が強くて歯科治療が思うようにできない患者さんに効果があります。笑気麻酔に比べて、鎮静の程度はコントロールしやすく、効果も出やすいという利点があります。全身麻酔とは異なります。患者さんの中には寝てしまう方もいらっしゃいますが、朦朧とした意識がある状態で治療する場合もあります(もちろん鎮静状態を確認した上で治療を行います。)
・当院では、健康保険の範囲内で静脈内鎮静法を行うことができます。一回の負担金は3割負担で2000円前後です。(使用する薬剤の量により多少金額が前後します。)

静脈内鎮静法1
・治療時間の目安は2時間です。 歯科診療用のユニットに座っていただいてから、お会計していただくまでの時間の目安です。
治療内容や患者さんの麻酔の効きやすさ、覚めやすさによってこの時間は前後します。
・治療前6時間は飲食、飲水を止めて頂く必要があります。
・治療当日は、患者さんご自分で運転してご自宅に帰るのは止めていただく必要があります。必要があればご家族の方に迎えに来ていただくか、タクシーを呼んでいただく必要があります。
・特に紹介状は必要ありません。

静脈内鎮静法で、一度治療を受けられた方は、ほとんどの方が再度静脈内鎮静法での治療を希望されます。また、当院に遠方から治療にいらしゃるかたのほとんどは、この静脈内鎮静法を希望される方です。当院で静脈内鎮静法に使用しているミダゾラムという薬剤は鎮静効果の他に健忘効果も持ち合わせており、人によっては治療終了後、治療中のことをほとんど覚えていらっしゃらない方もいらっしゃいます。

親知らずの抜歯などの外科処置のみでなく、通常の虫歯治療でも静脈内鎮静法を利用していただくことは可能です。
現行の健康保険の制度上では治療回数の制限はありません。

静脈内鎮静法の流れ

1. 初診(一回目)口腔内診査、カウンセリング

いきなり一回目に静脈内鎮静法を行うことはありません。
点滴の針の刺入時のお痛みで緊張してしまう方は場合によっては、
刺入時のみ笑気麻酔を併用する場合があります。

静脈内鎮静法の項
2. 2回目(静脈内鎮静法)

実際に静脈内鎮静法を行い、歯科治療を行います。
治療時間は2時間を目安に行っています。

静脈内鎮静法

笑気麻酔

笑気麻酔とは鼻から鎮静効果のある笑気ガスを吸っていただき、患者何の恐怖心を取り除きながら歯科治療を行う方法です。静脈内鎮静法と比べて特別な準備が必要ではなく、麻酔終了後も通常通りご帰宅頂けます。 ただ、静脈内鎮静法に比べて、鎮静の効果に個人差があります。
成人の患者さんに比べて小児の患者さんのほうが効果が出やすいです。

・普通の治療と同じように治療を受けることが可能です。
(特別な準備は必要ありません。)
・鼻が詰まっている人には不向きです。
・拒否の強い小児など意思疎通のできない患者さんへの適応は難しいです。
・当院では健康保険の範囲内で笑気麻酔を行うことができます。
 3割負担のかたの場合、一回の負担金は1000円位です。
・特に紹介状は必要ありません。

静脈内鎮静法では、どうしても、治療開始前6時間飲食をやめていただいたり、当日は自動車の運転が出来ない等、日常生活での制限が出てきます。例えば、仕事の都合上、どうしても運転しなければならない方とか、静脈内鎮静法をするほど恐怖心が強い訳ではない方とか、小さいお子さんにはこの笑気麻酔は向いています。